★使用レポ★ogawaオーナーロッジタイプ52Rを使ってみた感想
- ogawaのオーナーロッジ タイプ52Rのレビュー
- オーナーロッジ タイプ52Rの設営のしやすさは?
- ★強風に備えてガイロープは必ず止める!
- ★スチールのフレームは万能な頑丈さではない
- 使った感想
- まとめ
ogawaのオーナーロッジ タイプ52Rのレビュー
通年、そして雨天でも使えるテントとして2020年にこのテントを購入しました。
見た目は好き嫌いがあるかもしれませんが、レトロな雰囲気が気に入って、思い切って買ってしまいました。
これから購入するか迷っている方が参考になればなぁと使用感など書いてみたいと思います(﹡ˆᴗˆ﹡)
サイズ
ogawaのサイトに記載されている大きさは↑イラストの通り。
テントの中に大きな物がなければ5人寝られるサイズと書かれていますが大人5人だとキツすぎるかと思います(^-^;
うちはコットで寝ているので2人でちょうどいい大きさ。
テントの中で立っても圧迫感もなく居住の快適さが魅力です。
オーナーロッジを買ったらogawaの
ハンマーが付属してきて驚きました。
スノーピークのハンマー1つ持っていて、2つあったら便利だなぁと思っていたので棚ぼた〜♪
重さは?新発売のオーナーロッジ タイプ52R T/Cも
2021年の冬に同じ形のテントでT/Cタイプも発売されました。
サイズは同じ。
T/C素材ということで、重量もかなり増えるのかな?と思って調べてみたら、
【オーナーロッジ タイプ52R】
■重 量 / 総重量(付属品除く): 約16.9kg
付属品重量: 約2.5kg
【オーナーロッジ タイプ52R T/C】
■重量/総重量(付属品除く):約18.7kg
付属品重量:約2.5kg
T/C素材なのは外のフライシートのサイド側と中のインナーテントのみなので、重さの違いは2kgとそんなに差はないみたいです。外側のフライシートは屋根の面だけポリエステルになります。考えられてます〜!
骨組みも同じなので設営手順も同じです。
(ogawaのホームページより)白いオーナーロッジもいいですね♪
<T/C素材のメリット>
・火の粉に強く、通気性がいい、結露しにくい、静電気が起こりにくい、遮光性が高い
<T/C素材のデメリット>
・雨に濡れると乾きにくい、乾かして収納しないとカビが生える可能性がある、重い
ogawaのオーナーロッジ タイプ52Rの場合は外側のフライシートはポリエステルでインナーテントのみがT/C素材のインナーなので雨に濡れにくく良さそうです。
白色のテントは夏に虫が寄り付きやすいという噂を聞いたりするので夏にキャンプする方で虫が苦手な方は考えた方がいいかも?しれません。
(私は夏にあまりキャンプしないので自分自身で検証したことがなく、わかりませんが他の方のブログを見てるとそのように書かれている方が多い印象です)
T/C素材ではないサンドカラーのオーナーロッジもレトロなデザインにとってもあっているし全体的なバランスがいいなぁと思っています。
サンドカラーは手持ちのギアと合わせてお好みの野遊び感が出しやすく人気のカラーです。派手すぎず、暗すぎずいい感じです。
うちはカーカムスのクラシックジャック100という白のコットンテントを持っているので、ポリエステルのサンドカラーのオーナーロッジにしてよかったです。
(カーカムスは全部コットンのテントなので重量も36kgとかなりの重さ!主に冬におこもりキャンプ用に使っています。)
オーナーロッジ タイプ52Rの設営のしやすさは?
設営のしやすさですが力の無い人にはちょっと大変かもしれません。
オーナーロッジ は骨組みを作ってからフライシートをかぶせ、インナーシートを吊り下げるタイプ。
一見簡単そうに見えるし、実際に口コミなどでも「コツさえつかめば簡単!一人でも設営可能」と見かけます。確かに一人でも設営は可能なタイプですが、
何度か設営した私の体験とともに紹介します。
①フレームを並べる
まずは↑このように組み立てるフレームを間違えないように並べます。
毎回、説明書を見て並べています。(不安なため 汗)
②フレームをはめ込みながら組み立てる
次はフレームをはめこみます。このフレームのはめこみが結構大変。
突起をへこませてプラスチック部分に入れるとプラスチック側に空いていた穴に突起がカチッとはまる仕組み。
この突起は入れる時は比較的、力は要らないのですが固い時もあって親指で強く押してプラスチック部分にはめこみます。固いとき全然突起がへこまないので指が痛い!そんな時は旦那にはめてもらいます(^-^;
その逆のはずすときが大変!
突起を押してプラスチック部分から外したくても突起を押すのに力がかなり必要で全然抜けない…。
旦那でもこの突起を押せないくらい固いときがほとんどで、ここでかなりの時間を要してしまいます…。
③フライシートをかける
組み立てるとき、脚の部分は全部立てずに低い状態にしておきます。
この状態でフライシートをかぶせます。
かぶせてから、脚を立ててフライシートを固定します。
④インナーテントを取り付ける
インナーテントの取り付けは簡単(・∀・)
ひっかけていくだけです。
が!
一番高い部分は身長が低いと手が届きません(汗)
私は身長150cmで全く手が届かなかった。旦那にかけてもらいました。
脚を折っている状態でインナーテントをかけると届きます。
⑤ペグを打ち、ガイロープを止める
あとはペグを打ち、張り網(ガイロープ)を止めて完成です!
紹介した設営の工程で、私1人では設営できないことが2回出てきました。
、、、力(指の力)と身長さえあれば1人で設営できそうです。
風があると、フライシートを被せるときかなり大変なので、2人で設営するのが一番安心かと思います。
★強風に備えてガイロープは必ず止める!
オーナーロッジ タイプ52Rのガイロープは4箇所です。たった4本!
なので面倒がらずペグ打ちしましょ〜!
というのも、、
一度、オーナーロッジが強風により破壊された経験があります!
★スチールのフレームは万能な頑丈さではない
オーナーロッジ タイプ52Rのフレームは9.3kg。
スチールなので頑丈!と他のブログレビューなどに書かれていますが、風に煽られたらこんな状態になってしまいました。
しかも接続部分はプラスチックなので、変な方向に負荷がかかれば割れます!
なのでかならず、必要なペグを打って、ガイロープは止めることをお勧めします。
もし設営時に風がある場合は、フライシートの窓のファスナーを開け、風通しをよくした状態で固定してください。
インナーテントも窓の部分のファスナーを開けて風が通る状態で設営してください。
使った感想
設営できてしまえば、とっても過ごしやすいテントです。
インナーテントの中
コットを2つ置くとこのくらいの広さ。長さもコットとぴったり。
ドーム型のテントと違って空間が四角いので立って生活もできて中々すごしやすいです。
便利な窓
窓部分ですが、メッシュになっていて風通しよくできます。夏も快適そう。
外からの目線が気になる時はファスナーを上まであげれば大丈夫。
他の窓も全てメッシュにできる!
前側も側面も後ろにも窓があります。
側面と後ろの部分はメッシュも開けて開放することもできます。
フライシートにも窓があるのでインナーだけを開けてもよし、フライシートとともにあけて風を通してもよし!と機能性がすごい。
雨の日はフライシートの窓はしめて、インナーテントの窓を開ければ風通しもできる。
後ろの上の方も開けられて、配慮されています。すごいな〜。
別にタープは張る?
ツールームみたいにリビング空間はなく、キャノピーは後ろの部分にしかありません。
(インナーを逆にかけて、キャノピーがある方をフロントにするということもできるみたいです)
(ogwaのホームページより↑)
テントの前にそのままテーブルなどを出して使うか、
(ogawaのホームページより↑)こんな感じですね。
タープを張ってスペースを確保するか。
区画サイトならサイトの大きさや形によってタープの設営方法を変える必要があります。横にタープを設営してみた時、意外と使い勝手がよかった。
(ogawaのホームページより)小川張りでシステムタープを設営するとぴったりですね。こういう張り方、今度してみようかなと考えています。
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ヘキサタープをオガワ張りするとこんな感じです。
ストーブでの冬の使用
うちは冬のキャンプにはストーブ(フジカハイペット )を持っていきます。
コットンテントやT/C素材のテントに比べると寒いのかな?と思っていましたがストーブを使っておこもりすれば快適でした。
スカートが付いているので、スカートをしっかり止めれば外からの風が防げます。
おすすめできるテントか
キャンプをこれから初めるファミリーさんにおすすめか?と聞かれたら、ファミリーキャンパーさんには、やっぱりツールームテントをお勧めしたくなります。
ツールームであれば別にタープを設営をしなくてもリビング空間が確保できます。
私もグルキャンをよくしていた時はツールームテントを使っていました。今でもツールームテントは快適だったなぁと思うことが多いです。
二つ目以降のテントとして、タープと組み合わせてキャンプを楽しむ人におすすめのテントです(﹡ˆᴗˆ﹡)
オーナーロッジタイプ52Rとオーナーロッジタイプ52R T/Cならどっち?
T/Cは実際に使ったことはありませんが、これから買う人がいるならT/Cをおすすめするかも。
私の場合はカーカムスの白いコットンテントを持っていたのと、雨の日のテントが欲しいと思っていたのでサンドカラーのポリエステル素材のオーナーロッジタイプ52Rを選んでよかったのですが、
これから購入する人には値段も重量もそんなに変わらないのでT/Cをおすすめすると思います。T/Cの方も外側のフライシートの屋根部分だけがポリエステルになっていますし雨のことも配慮されたテントになっています。
ただ見た目で白っぽいのが嫌いとか、夏に虫がくるんじゃ?と思う人はサンドカラーでもいいと思います。
まとめ
- 設営と撤収は力の無い人には大変!
- でも設営できたら快適!
- リビングは自分ご好みに作る
ツールームと違ってコンパクトなので小さな区画サイトでもおさまる大きさ。
雨降るかな?という時でもこのテントなら濡れてもすぐ乾くし、持っていくテントとして選択肢にすぐあがります。
ただ雨の予報ではない時は、設営が簡単なサーカスTCを持っていく傾向があります。
片付けの時のあのフレームの突起の固さが辛くて、これからどんどん歳を重ねて指の力が入らなくなったら使うの難しくなるかなと考えています。
ogawaのサイトでは現在売り切れ中で、T/Cの方が入ってくるのは2021年9月入荷予定みたいです。